きみのこと、極甘にいじめたい。
「あとバイトも捨てがたいなーって、やっぱ思うよね」


「いやいやいや…バイトなんて今後いつだってできるからな! 高校の部活は今しかできないんだぞ! 部活してこそ青春だろっ!!」


「バイト部に言われても説得力ない」


「あー、ちょうど俺もそう思ってた」


さっきまでの熱量どこいったんだろう。



紙パックのジュース片手にしていたのほほんとした会話はそこで終わった。



「ちょっと俺、このゴミ捨ててくるわ」


「俺のも捨てといてー」



悠太の紙パックも快く受け取って廊下へ出る。



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