独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



***


「ひーよ。いつまでそこで隠れてるつもり?」

「むりむり……!」


「何が無理なの。早くこっちきてよ」


晩ごはんを食べて、お風呂から出た今。

瑞月くんにもらったやつ着たんだけど、想像以上に似合ってなさすぎて……!


瑞月くんがいるリビングになかなか入れなくて、扉から顔をひょこっと出してるだけ。


「みつくんがいるから無理……っ!」

「何それ。あーあ、ひよのせいで俺すごく傷ついたよ、どーしてくれんの」


そ、そんなこと言われても!


「可愛いひよがなぐさめてくれないなら、もう一生口きかないよ」

「えぇっ」


拗ねモード瑞月くん発動。

こうなれば、瑞月くんのご機嫌を取り戻すにはわたしが折れるしかないわけで。


「あーあ、ひよが相手してくれないなら、他の子としてもいーんだ」


しまいには、こんなこと言うし。

拗ねてる瑞月くんは、いつもより何倍も子どもっぽいから。

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