独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



パッと埋めていた顔を上げて、おきまりの片方の口角を上げて怪しげに笑ってるの。


「あ、あんまり変なことしないで……っ」

「変なことって?」


「うぅ、わかってるでしょ……っ」

「ひよの身体が感じやすいってこと?」


「なっ……ぅ」

「……他にもあててあげよーか。ひよの気持ちいいところ」


また、簡単に服の中に手を入れることを許しちゃうわたしは、どこまでも学習能力がないの。


「み、みつくん……っ!」


ちょっと度がすぎるって、これ以上はぜったいさせないもんって、強気に瑞月くんの入ってきた手を押さえる。



「手どけてよ。俺、ひよに触りたいんだけど」


甘い攻撃をうまくかわさないと、また瑞月くんの思いどおりにされちゃう。


そもそも、わたしに触りたいってどういうことって感じだし。


だって、瑞月くんはわたしのことを好きじゃないし、幼なじみとしてしか見てない。


これは紛れもない事実で。

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