独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「ひよが不安そうな顔したら俺も不安になるよ」

「っ、」


甘い瑞月くんも

危険な瑞月くんも

優しい瑞月くんも


ぜんぶ好き。


だからこそ、瑞月くんの好きな子になれたらどれだけ幸せだろうって。



「み、みつくん……、いっこ教えて」

「……なに?」


「瑞月くんは……好きな子いるの……?」

「……」


聞くタイミングを間違えたかもしれない。


自分で言っておいて、あまりに突拍子もないこと聞いちゃったなって。


話の流れ的に、今ぜったいそういうこと聞く感じじゃなかったし。



瑞月くんも、すぐに返事してくれない。

抱きしめられてるから、どんな顔してるか見えない。


さっきまでの甘い雰囲気から一変、シーンとなって、瑞月くん黙り込んだまま。


かと思えば、急にわたしを抱きしめるのをやめて。



「……いるよ、好きな子」

< 47 / 394 >

この作品をシェア

pagetop