遠い記憶
日曜日は、丈とさっちゃんもお見舞いに来てくれた。

2人も美紀の両親に挨拶してくれた。
さっちゃんは、泣きながらあの時自分も付いて行けば良かったと美紀に謝っていた。

美紀の両親から、さっちゃんは自分を責めないで欲しいと言われ、
悪いのは突き落とした人なんだからと、お義母さんさんはさっちゃんの手を握り、背中をさすっていた。


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