【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます
「昨日一晩ずっと考えていたんだ。落ち葉清掃を彼氏である君に許可を得るべきかと」
「……一晩も考えることじゃないでしょ」
「いやダメだ」
「芽衣が風邪引かなきゃなんでもいい」
……と、席へ戻ろうとした律くんだったけれど。
「たとえ学校内でも、俺と二人きりにさせて構わないのか?」
会長様のその言葉に、律くんはピタリとその場に立ち止まった。
「へぇ? 会長と落ち葉清掃するだけなのに俺が妬くって?」
「ああ。違うのか?」
ああ……って、会長様!?
まさかの展開に、私はただ律くんの答えを待っていた。
「全然妬いてない」
「なっ!?」
全否定………。