【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます
少し温まってから帰ればと提案され、丁重にお断りしたかったけど、律くんがそれを許すわけがなかった。
「お邪魔します……」
こうして、二度目の律くんのお部屋へ入れてもらうことになり、途端に緊張する。
律くんの身体に障ると大変だから、おとなしくしておこう……。
それから部屋に戻るなり、律くんはベットに寝転んだ。
咳はあまりしていないけど、身体はやっぱり辛そうだった。
「ごめんなさい……」
申し訳なくなってポツリと謝罪の言葉を吐き出せば、いつものように、はぁっ……と溜め息が返された。