南の島のクリスマス(十年目のラブレター)
「そんなことより…ちょっと相談に乗って欲しいっちゃけど。」
「いいよ。でもどこで話す?うちでもいいん?」


「うーん…托が居ないとこが良い。」
「あー、旦那は今日は留守。漁協の集まりに行ってっから。」


「じゃあ…。」
「夫婦の部屋で。」


「うん…でも良いなあ。その『うちの旦那って』…いつか言ってみたいなあ。」


「准とは結婚するんじゃないん?」
「できたら…良いけどね。」


「あんたらみたいにお似合いはなかなかいんよ。」


   そう言われると
    やっぱりにやけてしまう。

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