君を待ってる
始まり
〜始まり〜

私たち3人はいつも一緒だった。
3人とも同じマンションに住んでて、
親同士の仲が良くて、
3人で一緒に成長してきた。

〜中学3年生の夏〜

笑「ねぇ。龍と駿ちゃんは高校決めた??」
龍「まだだなぁ。」
駿「俺もだよ〜。」
笑「夏休み花火とか行けないかなぁ。絶対塾 ばっかだし………」
駿「どうせ、3人同じ塾なんだし、行けるだろ!」
龍「来週、西神社のお祭りの日花火上がるみたいだよ。」
笑「やったー!みんなで行こうよ!」
駿「息抜きがないと勉強できねぇしな!行こう!」

いつも明るくて、私を引っ張ってくれる駿ちゃんと、
口数は少ないけど、いつも私をそばで支えてくれる龍。
2人といる時間が楽しくて楽しくて仕方なかった。
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