【完】イミテーション・シンデレラ
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「うぇええええ…きもちわるい…」
現在静綺は妊娠3か月らしい。 丁度つわりのピークらしく、控え室で苦しんでいた。
妊娠に気が付いたのは、つい数日前でその事で真央とひと悶着あったらしい。
「静綺…可愛い!」
「岬さぁーん…!気持ち悪いのぉ…。誓いのキスの時に吐いちゃったらどうしよう~…」
特別に、親族の控室に昴とふたり通して貰う事が出来た。
私も昴も有名な芸能人という事もあり、配慮されたって訳だ。
静綺の着ていた真っ白のウェディングドレス。 シンプルだけどスタイルの良い静綺に良く似合っている。
…顔色は余り良くない訳だが…。
「大丈夫大丈夫。ね、昴…静綺めっちゃ可愛いねぇー」
「うん、静綺ちゃんすっごく綺麗だよ。お姫様みたい…。
やっぱり静綺ちゃんって女優さんみたいに綺麗…」