夢に君を想う話
近くのコンビニに立ち寄り、ラスト一個の2個入りショートケーキを買う。




「お、お兄さん大丈夫ですか?」


「え?」




「だって、すごく、泣いてるから」






深夜のコンビニでレジをしていた年配のおじさんに心配されて、自分が泣いていたことに気付いた。


慌てて服の袖で拭う。




「大丈夫です。あ、フォーク2個ください」




会計を済ませ、コンビニを出る。


冷たい風が頬の涙の跡をそっと撫でた。
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