東京ルミナスピラー
『ワシの勘違いやなかったか。正しくそれを聞こうと思ってたんや。名鳥さんはどうや?』


『やっぱりそうか。なーんか嫌な予感がしたけど、南軍も西軍もとなると、俺の勘違いじゃないらしいね』


父さんに大和さんまで。


寝起きで部屋にいる俺達がわからないのは当然として、どこに向かってるって言うんだ?


「ああもう! 三人で理解し合わないで、俺達にもわかるように言えっての! ポーン達はどこに向かってんだよ!」


そのやり取りにイライラしたのか、宗司が声を荒らげた。


『……キングや! 各軍のキングに向かってポーン達が進軍しとるんや!』


それは、俺達にとっては絶望的な言葉。


どれだけ強くなろうと、キングを破壊されてしまったらレベルが半分になってしまう。


今の俺だと、もしもキングを破壊されてしまったらレベル50にも届かなくなってしまうということだ。


そんな強さでは、バベルの塔に向かうなんて夢のまた夢。


いや……俺達よりもまずいと感じている人がいる。


『問題は東軍や! マスターには東軍に戻ってもらったけど、美空ちゃんも行った方がええ! 余裕はないかもしれんけど、北軍と南軍からも応援を回してやってくれんか!?』
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