東京ルミナスピラー
俺の後ろには、一匹たりともポーンを行かせはしないという思いで日本刀とトンファーを振り続けた。


俺と宗司、そしてその補助に夕蘭と沙也香がついていて、線路側からの侵入は完全に防いでいる状態。


だが、それ以上の数で攻められている階下が問題だった。


「駅の入口から入ってくるポーンの処理が追い付かん! どれだけの数がおるんや! ワシら人間を本気で殺しにかかるつもりやな!? 遊鬼! 爛鬼! しっかり守ってくれよ!」


「聖戦でやられっちまったら、復活出来なくなるんだけどねぇ。でもま、助けてもらった恩はある。しっかりその分は勤め上げるさ」


下から駆け上がって来たポーンが一匹、辺りを見回してキングを見付けると、一直線に駆け出した。


それを、爛鬼が鉄扇を取り出して、すれ違いざまに軽く首を撫でると……ポーンの首が鉄扇の上に乗った状態で切断され、黒いモヤへと変わったのだ。


あんな流れるような動きで仕留めることが出来るなんて、初めて戦った時よりも爛鬼も随分腕を上げているな。


『皆聞こえる!? 東軍のキングを確保したよ! 誰も場所を知らなかったから、ポーンの動きを見て先回りするのが大変だったけど、何とかね!』

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