東京ルミナスピラー
「はっ! やっすい挑発だな。いいぜ、ぶっ殺してやるよ。俺に喧嘩を売ったことを後悔させてやる」


明らかに、不機嫌そうな表情で、両手にショートソードを取り出してこちらに歩いてくる男性。


「あはっ! 頑張ってね拓真くん。終わったら1回くらい触らせてあげてもいいよ」


「ヘイヘイ! それはずるいぜ! 俺も触らせてください!」


敵味方入り乱れておかしな会話が繰り広げられてるな。


てか、杉村はあの胸を触りたいから挑発していたのかよ。


「はぁ……そんじゃ、始めるかよ。死んでも恨むなよ」


「ハッハー! 聖戦で恨み言なんてなしだろ!」


拓真と呼ばれた男性と、杉村が前に出て武器を構える。


俺達はどうすればいいんだと、舞美さんの方を見るけど……舞美さんもどうすれば良いかわからないようで、とりあえず矢を取り出して構えると。



「まあまあ、せっかくだから見物してようよ。下手に手を出して死ぬなんて嫌でしょ?」



俺達の背後から声が聞こえて、慌ててその方を向くと、光の壁の辺りにいたはずの女性がそこにいたのだ。


「!? いつの間に……」


「私は普通にスキップして近寄っただけだよ? あれ? 気付かないということはもしかして……強くなかったりする?」
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