幸せの鐘

次の日目を開けると隣に
蒼汰くんはいなかった。




起きたくても体が痛くて起き上がれない




「起きたか?」



「うん、おはよう。」



「おいで。」



体を支えてもらいながら
リビングに来た。




テーブルには蒼汰くんが作って
くれたのか料理が並んでた。




「蒼汰くんが作ってくれたの?」



「悠馬と和希に教えてもらった。

杏は零からおかゆを食べさせろって
言われたけど、雑炊な?」





すごいおいしそう・・




「おいしい・・・すごいおいしいよ!」




「良かった。
ゆっくりでいいからな。」




肋骨が折れるってこんなに痛いんだね・・




飲み物を飲むだけでも痛い。




「ごちそうさまでした。」




「おいで。」




ソファに座ってまったりタイム。




「蒼汰くん仕事行かなくていいの?」



「あいつらに任せてある、

今は杏のそばにいたい。」




私のために仕事休んでるんだ・・



いいこと思いついた!



「蒼汰くん、仕事に行って?

麻友に来てもらう!
学校夏休みだし、麻友に話したいこと
いっぱいあるから。」
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