―――💖愛される喜び💖-――
―――それから―――
深い、深い、とある森の中、何頭のも山犬がいた。山犬達は村人たちの村長から、牛を何頭かもらい受けていた。村人たちは山犬達を神様とあがめており、牛たちを貰っていた。村人たちは、『どうか・・・神様・・・私達を・・・お助け下さい・・・』と拝んでいた。深い、深い、森の中で、山犬達は牛たちの寝首を折り、食料にしており、親玉の大きな犬の神様がおり、彼等は食事していた。この辺りの森の中では、大きな洞窟があり、そこで、仲間の山犬達は暮らしていた。山犬達は喋る時も在り、肉を頬張りながら、『―――人間は・・・好きか??お前・・・』と言って来た。
村人たちが神様を崇めたり、卑下したり、色々とあるだろう。この大きな犬達は、雌犬であり、犬の神様たちだった。あれから、手下たちもおり、森の中を走っていた。大きな洞窟の中に、向かっている。其処には、何人かの人間の骨が散らばっており、彼女は必死に走っていた。今、彼女は鉄砲で撃たれ、怪我を負っていた。そんな中、水の中に入ると、怪我が治ると言われており、そこに向っていた。あちこちに怪我を負い、独礫を埋め込まれた。水に入った途端、ぴかーっと光った。
白く明るく光っており、ぴかーっと辺りを照らしていた。すると、徐々に怪我が治って来ていた。
すると、その中から、一人の女子が浮いて来た。昔の着物を纏っており、真っ黒な髪色の女子であり、彼女はぷかぷかと浮いてくると、そこには、なんと十八歳程の、女性の姿になっていた。彼女は素っ裸であり、山犬の親玉-――ラマは、吃驚した様に見張った。怪我を負っていたが、治って来ると、陸地に足をあげると、地に付いた。それから、ぶるぶるッと身を震わせていた。
『―――人間・・・か・・・』
―――この女・・・怪我を・・・している・・・
< 162 / 190 >

この作品をシェア

pagetop