不器用同士





ピピピピピッ、ピピピピピッっという機械音が遠くの方で聞こえて目を薄ら開ける。



「…ん、」


まだぼやける視界でアラームが鳴り続けている携帯を探す。


サイドテーブルの上の携帯を取り、うるさいアラームを止める。




で、携帯を握りしめたまま二度寝してしまい次目が覚めると時計は9時半を指していた。




「…最悪、遅刻した」



9時から1限目が開始なので普通に寝坊した。



うん、今から急いでも間に合ってないしゆっくり支度をすることにしよう。



ベッドから降りて、パジャマから制服に着替える。



薄くメイクをして、下に降りて行く。



もうお父さんは出勤したみたいで家の中は私の足音しか響かない。


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