年上幼なじみのあぶない溺愛
「よ、よろしくお願いします……!」
緊張でつい声がうわずってしまったけれど、噛まずに言えただけよかった。
同時に頭を下げると、青団のみんなが拍手してくれた。
途端に体の力が抜け、ホッと息を吐いた。
「こんなことで緊張してどうすんだよ」
「ご、ごめんね……」
挨拶を終えたあと、私たちはまた元の場所に戻る。
春哉くんと戸崎先輩が体育祭に向けて今後どのように進めるのかの説明が始まる中で、私は火神くんに先ほどのことで呆れられていた。