年上幼なじみのあぶない溺愛
いつもよりずっと近い距離に春哉くんがいて、鼻がぶつかりそうだった。
あまりの近さに、つい体が硬直してしまう。春哉くんも目を見開いていて、変な空気が流れていた。
『おーい、春哉?本当にどうしたの?』
ずっと反応がなかったからだろう。
スマホ越しに沙良先輩の心配した声が聞こえてきて、私はハッと我に返る。
「あ、あの……!沙良先輩、宮下志羽です……!き、聞こえてますか……!?」
急いで前を向き直し、勢いのまま沙良先輩に話しかけた。