ヤマジ君の…ヒミツ★





「……ヤラせて?」


ゴンッ

あたしの頭はキーボードにのめり込んでいた。


…………へ?


えええええええええ?



なんですって?


――ヤラせて?


ああ……言葉にするとなんて卑猥な響き!


あたしはもはや市原悦子ばりに家政婦になりきって、聞き耳を立てる。




< 14 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop