【完】今夜も愛してあげる。





「他に俺に言いたいことはある?」


前にも言ったけど聞いてくれなかったんだよな……

もう一度、はっきり言おう。



「今後は行きたい場所に、1人で自由に行かせてください。湊叶さんはちょっと心配し過ぎなんです。万が一危ない目に遭いそうな時は必ず連絡すると約束します。あ、あと貴重品隠したり家に閉じ込めるのも無しです!」


納得いかないような目をしたけど、今日という今日は絶対折れないしない。



「…………………分かった。その代わり、俺が非番の日は同伴させてくれ。護衛の役目でついて行く。何かあったらすぐに頼れよ?」


「はい!」


渋々だけど外出の許可をくれた。


やっと邪魔をされずに存分に楽しめる!



「じゃあ、俺からも一つお願いしていい?」


「何ですか?」


超機嫌がいいから、今ならどんな要求でも受け入れられそう。



「そろそろ敬語やめないか?よそよそしく感じて寂しいんだよな」


「あー…、何か敬語で話すのが癖になってて。タメで話すようにしま……するね」


「うん、少しずつでいいよ」







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