【完】今夜も愛してあげる。




震えるしかない私に彼が困った顔で頰を軽く撫でて、額にキスを落とす。



「そんなに怯えないでくれ。優しくするように善処するけど、多分優しくできない」


「どっちなんですか!!」


優しくできないと予告されて安心できる訳ないでしょ。


もしかしたら、このまま怯えていれば手加減してもらえるのではないかと思った。



「その顔、煽ってるようにしか見えない。もっと手加減できなくなりそう。……俺以外に見せたら駄目だよ?」


「……え?」


まさかの逆効果だったらしい。淡い期待は一瞬にして消え去った。



「どうしてそうな……あ………ちょっ……んっ!」




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