【完】今夜も愛してあげる。
言葉を遮って唇が重ねられる。
ちゅ、ちゅ、と角度を変えて何度も口付けられる度に恥ずかしさばかりが増していく。
私から口答えをする余裕をすっかり奪った所で、キスの嵐はようやく止んだ。
息が上がってぐったりする私を湊叶さんがフッと笑う。
「キスだけで腰砕けになってたら、体が持たないぞ。…何回やっても慣れない所も可愛いな。
智紗をこんな風に乱すのは俺だけでいいんだから、
間違っても他の男にはされるなよ。」
「……っ」
湊叶さんがキス上手すぎるのがいけない。
夜の行為をする時限定の、甘い甘い声に胸が締め付けられる。
鏡がなくてもわかる。今、私の顔は真っ赤だ。