【完】今夜も愛してあげる。
「ねぇ、智沙はまだ俺との子供欲しくない?
無理強いはしないけど、俺はいつでも待ってるよ」
「………あ」
湊叶さんは結婚当初から子供を欲しがっていた。
まだ覚悟がなかったから避妊してとお願いしていたんだった。
すぐ別れるのに子供作る必要はないと思っていたけど……
そろそろいいのかもしれない。
「み、湊叶さんとの子供、欲しい…………です」
恥ずかしさを堪えてたどたどしく伝える。
「その言葉を待ち望んでいたから嬉しい。
決心してくれてありがとう。じゃあ、もうゴムはいらないね。」
「わっ!」
早速私を軽々と抱き上げると、そのまま寝室へと直行した。