夢みたもの
「編入生の先輩は分かりませんけど・・・」
少し頬を赤くして微笑む。
「堤先輩は何でも出来て優しいし、宮藤先輩は陸上部のエースで生徒会長・・・クールで格好良いって、皆の憧れなんですよ?」
「へぇ・・・?」
航平の事より、宮藤君の評価が興味深くて、あたしは結花ちゃんの話に相づちを打った。
この前、音楽室の前で会った時の印象が強過ぎて、宮藤君はあたしの中で『油断ならない』という印象が強い。
でも、他の人から見れば、彼はクールで格好良いという評価になるらしい。
初対面での彼の言動が良くなかったのか
興味を持てないあたしが変わっているのか
たぶん どっちもだ。
あたしはこっそり苦笑すると、結花ちゃんに笑いかけた。
「で?結花ちゃんは誰が好きなの?」
「えっ!?」
一瞬目を見開いて、数回まばたきをした結花ちゃんは、頬をさらに赤くして口籠もる。
「私は別に・・・」
「そうなの?」
「堤先輩も宮藤先輩も、どちらも素敵だと思います」
「2人は皆の憧れなんですよ」そう付け加えると、結花ちゃんは軽く咳払いをして落雁を口に運んだ。
少し頬を赤くして微笑む。
「堤先輩は何でも出来て優しいし、宮藤先輩は陸上部のエースで生徒会長・・・クールで格好良いって、皆の憧れなんですよ?」
「へぇ・・・?」
航平の事より、宮藤君の評価が興味深くて、あたしは結花ちゃんの話に相づちを打った。
この前、音楽室の前で会った時の印象が強過ぎて、宮藤君はあたしの中で『油断ならない』という印象が強い。
でも、他の人から見れば、彼はクールで格好良いという評価になるらしい。
初対面での彼の言動が良くなかったのか
興味を持てないあたしが変わっているのか
たぶん どっちもだ。
あたしはこっそり苦笑すると、結花ちゃんに笑いかけた。
「で?結花ちゃんは誰が好きなの?」
「えっ!?」
一瞬目を見開いて、数回まばたきをした結花ちゃんは、頬をさらに赤くして口籠もる。
「私は別に・・・」
「そうなの?」
「堤先輩も宮藤先輩も、どちらも素敵だと思います」
「2人は皆の憧れなんですよ」そう付け加えると、結花ちゃんは軽く咳払いをして落雁を口に運んだ。