御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
「んー。でも、今の周くんは私にベタ惚れだからね? ちょっとくらい、丸くなっても……
それにね、フフフ! 
最近ね、胸が大きくなったって喜んでるのよ、周くん。 ほら、私ってお顔もスタイルも抜群なのに、おっぱいだけはちょっと控えめじゃない?」

「…。」
「…。」
「…。」

「…揉みがいのある胸になったって〜。
やっぱりさ、毎晩可愛いがってもらってると、
違うのねぇ〜。育乳よ?」

「しゅ、秋香!
そんな恥ずかしいこと大きな声で言わないでよ! 周りに聞こえちゃうじゃないっ!」

顔を真っ赤にしながら美咲さんが咎める。
そうだね…。私もちょっと声のトーンを下げてもらった方がいいかと…。
つい、店側の立場で考えていると…

「ねぇ、それ本当?
揉んだら大きくなるものなの⁇」

ん? 光ちゃん?

「秋香ちゃん、すご〜い。
いいなぁ! 私もね、元はそんなに大きな方じゃないから。 まあ、今は妊娠中だからちょっと割り増し感あるんだけど。
そっかー。毎日揉まないとダメだったんだ〜。」

おーい。 光ちゃーん⁉︎
忘れてたけど、光ちゃんってちょっと天然だった…。


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