御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
「もし私が逆の立場なら、きっと気にすると思ったの。だから言っておかないと、って思った。
……ん?なんで笑ってるの?」
「いや…ククク…。」
本当にそっくりだ。
「それさ、全く同じ事言ってた。昇平も。
言い方まで同じだ。…うん。前世は双子説、アリだな。」
「え!そうなの⁉︎
もうっ!これじゃ高校時代と同じだわ。
皆んなにそうやって揶揄われたの。そっくりだって。」
「へぇ。」
「あのね、私思うんだけど、カップルってどこか相反するものがあるから惹かれるのよね?自分と同じものには惹かれないの。違うところがあるから新しい発見があったり、尊敬出来たりするの。
私はずっと、そんな感情を知らなかった。
今考えてみたら、昇平がそばにいたからなんだと思う。」
なるほど…
「高校を卒業してからは、私は女子大であまり男性と知り合う機会がなかったし。私、朝倉コーヒーの店舗でずっとバイトしていたから。
…だからね、寿貴先生と出会って…初めてだったの。隣に立って並んでいるだけでドキドキするのって。」
「…ドキドキしたの?」
……ん?なんで笑ってるの?」
「いや…ククク…。」
本当にそっくりだ。
「それさ、全く同じ事言ってた。昇平も。
言い方まで同じだ。…うん。前世は双子説、アリだな。」
「え!そうなの⁉︎
もうっ!これじゃ高校時代と同じだわ。
皆んなにそうやって揶揄われたの。そっくりだって。」
「へぇ。」
「あのね、私思うんだけど、カップルってどこか相反するものがあるから惹かれるのよね?自分と同じものには惹かれないの。違うところがあるから新しい発見があったり、尊敬出来たりするの。
私はずっと、そんな感情を知らなかった。
今考えてみたら、昇平がそばにいたからなんだと思う。」
なるほど…
「高校を卒業してからは、私は女子大であまり男性と知り合う機会がなかったし。私、朝倉コーヒーの店舗でずっとバイトしていたから。
…だからね、寿貴先生と出会って…初めてだったの。隣に立って並んでいるだけでドキドキするのって。」
「…ドキドキしたの?」