人気俳優と、同居することになりました
車の中に入っても震えている桜

「どうしよう・・・
あたしがみになんて来なければ・・・」

見に来なければこんなことにならずに済んだって
そう言いたいのがあたしには分かってしまった

「桜」

「夕陽、ちゃ・・・?」

「愛も、そんなことを思っていないから
桜もそんな風に思わないで。
それに前からマネージャーが怪しいとは
愛から言われてたんだけど、まさかこんな早くに行動を起こすとは思わなかった」

確かに。こんなにも早く行動を起こすなんて想像もしなかったから
油断してた。
普段通りに桜の制服も置いたあたしにも責任がある

「桜。今回のはあたしが悪かったわ」

「愛ちゃん・・・?」

「だけど、あたしのやってる仕事を嫌いにならないでいて」

「え?」

「今はまだ、怖いかもしれないから
無理にとは言わない。だから桜が落ち着くまでは
あたしにも、現場にも入らないでいいから」

「愛ちゃ・・・」

「言ったでしょ?あたしたちからしたら、桜は可愛い妹なの
可愛い妹を守るためだったら
あたしたちはなんだってするわ」

グズグズと泣き始めてしまった桜

「あーあ。桜を泣かせちゃって」

「しょうがないでしょ。
でも、桜の制服、どうしよう。明日もこの子学校でしょ」

確かに
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