人気俳優と、同居することになりました
「あたしが、それを聞いても何も思わなかったのは
自分がモデルなんて仕事に興味がなかったから。
もし、その時興味があれば、お父さんに言えば
いくらでも仕事として、モデルの採用もしてくれてただろうけど
自分に興味のないことを仕事にしても意味のないことだと分かっていたから」
それは、どの仕事に対しても同じだと思う。
ただそれが芸能界と言う特殊な職種でも
「あたしがそれでもモデルを始めたのは
幼かった桜がモデルという仕事をテレビで初めて見て
やりたいと言ったのにお父さんがそれに反対をした。
そこで白羽屋の矢がたったのがあたし。
お父さんの所に相原さんから連絡が来ていたのもあって
必然的にあたししかできなかった。
だからモデルをするときにお父さんに条件を出すことで
モデルの仕事を引き受けた」
「条件?」
「そう。あたしは、夕葉ちゃんの洋服しか着ないってね」
「!!」
「そうすれば、諦めてくれるだろうと、思っていたのに
お父さんは、あっさりと了承した。
それが条件だったあたしはモデルをするしか道はなかった」
「なるほど」
ほどなくして、あたしの住んでいるマンションに着いた車
「何回か出入りするから待ってて」
「は?俺も手伝うに決まってるだろ?」
「え?」