【完】黒薔薇の渇愛






甘い甘い囁きに、体の底から溶かされていく感覚。



好きなの、好きじゃないの、どっちなの。



「桜木はやっぱり……意地悪だ」



惚れた弱み。


嫌味を言いたくても、どうしても声が小さくなってしまう。


彼はそんな私を見て、また笑った。







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