何度も、何度でも。
いつから見ていたのだろうか。私たちの
前を歩いていたはずのみんなが、満面の
笑みでこちらに近づいてきた。

「ごちそうさま。見てるこっちがドキドキ
 しちゃった」

「いいなー、私も彼氏欲しくなっちゃった」

「澄華ちゃん赤くなりすぎててかわいい」

「イチャイチャしてんねー」

ものすごく茶化してくるので、恥ずかしくて
しょうがなかった。

「これ以上茶化すと澄華が溶けちゃうから
 もう行こう」

1人がそう言って、再び歩き始めた。
歩きながら、もう絶対歩きスマホはしないと
固く誓った。

店に着いて、注文を終えると、私とその隣の
颯真に対しての質問タイムが始まった。

「2人はいつからつきあってるの?」

「高1の秋から」
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