何度も、何度でも。
「もういいの?」

「うん、お腹いっぱいなんだ」

「そっか」

さっき間接キスの話をしたせいで、変に
意識してしまう。

「どうしたの?そんなに見て。もしかして
 意識してるの?間接キス」

「ちがっ…っ!」

否定しようとしたら、唇に柔らかいものが
触れた。颯真が私にキスをしたのだ。
彼の背中が壁となって、周りからは見えない
だろう。

「かわいい」

また耳元でささやかれて、もう、今日は
熱が出そうだ。それくらい、体温が高く
なっていると思う。

彼がじっと私を見つめる。そして私の頬に
手を添え、再びそっと口づけをする。

柔らかな唇から体温が伝わり、自分の唇が
溶けてしまいそうなほど熱を帯び始めて
いる。


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