何度も、何度でも。
「冬哉先輩が好きなんだー」

「えーーーッ!!あ、あの小野塚会長!?」

日向がコクリと頷く。
友梨那が驚くのも無理はない。

日向は生徒会に入っていて、そこで
生徒会長の小野塚冬哉(おのづかとうや)
先輩に恋をした。私も前にそれを聞いた時、
とても驚いた。

だって、小野塚先輩は勉強もスポーツも
完璧だけど、いつも女の子と遊んでいる
から。

優しくて決して人を傷つける人では
ないけれど、その分男女共に人気があり、
彼女もいないということで女の子にいつも
囲まれている。

彼氏にしたら少し不安になるタイプの人
だけれど、最近は好きな人ができたらしく、
女の子と一緒にいることがなくなった。

「何であの小野塚会長を好きになったの?」

「実はね、中学同じで家が近いし、先輩も
 私も犬飼ってるんだけど、散歩の時に
 偶然会って、一緒に散歩するように
 なったの。だんだん仲良くなるうちに
 良さに気づいちゃったんだよね」
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