何度も、何度でも。
翌日から暇を見つけてははちまきを
作っていたので、2日もかからずに
完成した。

他の子達もみんな完成していて、係の
仕事は全部やり終えることができた。

あとは、Tシャツが配られるのを待つのみ。
業者に頼んで作ってもらっているので、
デザインが肝となる。

体育委員がTシャツを取りに体育倉庫に
行っている間、しばらく喋っていた。

「澄華がデザインしたんだっけ?
 楽しみだな~」

「日向、あんまり期待しすぎないでね?
 結構自信無くなってきてるから」

「いや、俺デザイン見たけどめちゃくちゃ
 最高だったよ。だから自信持って大丈夫」

颯真が頭をポンポンしながらそう言った。

「お、頭ポンポンですか~!さすがは
 美男美女カップル!ラブラブだね~」

日向が茶化し始めると、誰かに睨まれて
いるような、痛い視線が向けられて
いる気がした。

周りを見ても、こちらを睨んでいる人は
いなかった。
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