キミと同じ世界
直接は見えないけれど、容易に想像できる太陽のような笑顔。
私の心にチクッと棘が刺さる。
少し罪悪感を感じるけれど、私の3年間築き上げてきた平和な城を壊されたくないの。
「それよりも転入生くん。ミズキは男の人にあまり慣れてないんだから、ゆっくり話してあげてよっ」
エリがずいっとトウヤの前に出てきて、
頬を少し膨らませながら力強く語る。
「そうそう。さっきの感じじゃ、ミズキびっくりするだけだね」
マナミも同調するように続けた。
その隣でうんうん、と頷くノッチ。
そんな彼女たちの姿に、胸がキュッとまた痛む。
私は俯いたまま、彼女らの語る “ 私 ” を演じる。
「、、そっか、悪りぃ。相川さん、ごめんな?」
“ 相川さん ”
胸の前で軽く手を合わせて、謝罪のポーズをする彼。
彼の声に少し顔を上げると、
少し茶色がかった瞳に捕まった。
「、、っ、大丈夫、、です」
その瞳に悟られまいと、パッと目を逸らした。