私しか、知らないで…
「観覧車の前になんか食べる?」
「うん」
「オレ買ってくる
座って待ってて…」
「私も行く!
北翔と一緒がいい!」
そう言ってオレの腕に掴まった花澤が
かわいかった♡
こんなにかわいかったっけ?
彼女になったから?
それだけで急にかわいく感じちゃうの?
髪も巻いてるし
メイクもしてる
爪も綺麗に塗ってあった
全部、オレのため?
とか勘違いかな?
自惚れすぎ?
オレ
「オレ、ホットドッグ食べる」
「んー…私は…」
「ホットドッグ2個?
あ、花澤、2個じゃ足りないか…」
オレが笑ったら花澤がおこった
「そんな食べない!」
「花澤なら余裕だろ」
「余裕かもしれないけど
ダイエットするから!
私、アイスティー!」
「それだけ?
前もダイエットしてたよね?
何のためにすんの?
だって別に花澤太ってないけど」
前はたぶん
藤森に恋してる時だった
「いいの!痩せたいの!」
今度はオレのため?
とか思ってしまう
「じゃあオレ、
ホットドッグとチーズバーガー」
「やっぱり私、カフェモカにしようかな…」
かわい♡
「ホントは食べたいんだろ
食べれば?
オレのあげないからな!」
「いい!」
おこってる
おこってもかわいい♡
なんか
こーなっちゃう
まぁ、いつものことなんだけど…