こんな思いを···いつまで

···呼び出し


その夜、秋穂様より
お詫びの連絡があった。

仕事中ではあったが
何も問題なかったから
大丈夫です。
と、お伝えすると
秋穂様は、ホッとされていた。

マシューが、是非お詫びしたいと
言われているとの事で
金曜日の夜に秋穂様の
ご自宅にお呼ばれされた。

本当に、たいした事
していないのに···
と、思っていたが····

翌日、専務からも呼ばれて
専務室に出向いた
「ドイツ語が話せるんだね。」
と、いきなり訊かれて
「はい、多少は。
何か、問題がございましたか?」
と、失礼があったのかと思い
だが、
「いや、そういうわけではないが。」
と、言われてホッとしていると
「今夜、食事でも、どうかな?」
と、又してもいきなり
「いえ、ご遠慮致します。
真っ直ぐに自宅へ帰ります。」
と、伝えると
「俺達は、婚約者同士なんだよ。
たまには、良いのでは?」
と、怒りを含んだ声で言われたが
私は、
「父が決めたことです。
入籍するまでは、
自由に過ごします。
それでは、失礼致します。」
と、伝えて専務室を後にした。
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