こんな思いを···いつまで

···マシュー帰国


『マシュー様』
『マシューコンッエル』
と、マシューの秘書やSPが。

マシューが手で制す。

『ひまり、母国に帰らないと
行けない。
僕は、一緒に帰りたいが
ひまりが日本に
もう少しいたいと
言うなら先に帰るよ。』
と、言う
そのマシューの顔は
あまりにも寂しげで
『一緒に連れて行って下さい。』
と、ひまりが言うと
嬉しそうに笑った。
『財閥の総帥方。お母様方。
ひまりが本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
また、ひまりを日本へと
連れてきますので
本日は、このあたりで。』
と、頭を下げると
秘書達やSPを引き連れて
ひまりを抱き上げて帰って行った。
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