こんな思いを···いつまで

···ひまり②


あれから·····

アークは、成人を迎え
マリは、高校生
マイロも高校生になる。

三人共、マシューの提案で
日本人学校に行き
他の事は、全て家庭教師に習った。

後の特別な事では·····

アークは、ピアノを
マリは、モデルとして
マイロは、経済について
各々が将来について
学んでいた。

そんな三人を
私とマシューは、
ずっと見守っていく。

私は······
マシューの全てで
愛され慈しまれているが

そんなマシューに
私は、なにかを返せているのだろうか
初めて愛した人だから
よく····わからない·····と···

だが·····
『ちゃんと届いているよ。
ひまりの気持ちも
ひまりの愛情も
それが、すごく嬉しいんだ。
愛してる、ひまり。
とても····とても。』
と、私の心の中を読み
答えてくれる
マシュー·····
『私だけの愛する····人···』
と、言うと
マシューは、赤い顔をしながら
私を抱き締めてから抱き上げて
歩いて行く先は、
寝室·····??····
『あきらめて、あんなこと
色っぽく言われて我慢出来る筈がない。』
と、ベッドへと下ろされて
『わっ、マっ、マシュー?
こっ、こどもたちが···
『しーっ、みんな自分の部屋だよ。』
と、言われキスをされる。

マシューのキスは、
とても気持ちよくて
なにも考えられなくなる。

唇から首筋にマシューの唇が
這って行く·····
部屋着をいつの間にか
脱がされ
マシューの素手が
マシューの唇が
私の胸先を翻弄していく
『ん·····っ···』
『ひまりっ···ひまりっ···愛し··てる···』
マシューの指先は
私の中心をとらえて
抽送を繰り返し
腰がピクピクと痙攣すると
マシューが中に入ってきた
『やっ···んんっ····ふぁ··ん····』
『くっ····ぅん·····きもち··いいっ···』
マシューは、浅く、深く
腰を打ち付けてくる。
『····あぁ·····ん····』
『はぁ···っ·····』
二人で果てながら
抱き締めあう。

息が整うと
マシューから抱上げられて
シャワー室へ

シャワーを浴びながら
マシューが後ろから入ってくる。
『ご···めんっ···我慢··できない···』
で····

身体を拭かれてながら
サニタリールームで
また、マシューに翻弄されて
もう、ぐったり····

マシューは、申し訳なさそうな
顔をしながら
私を抱上げてベッドへと
運び着替えをさせてくれて
一度、椅子に座らせて
シーツを替えてくれて
寝かしてくれた。
『あ··リガ···トウ···』
そのまま、目蓋が落ちる

温かな····ものに··包ま····れた
きっと·····マシュー·····だ。

本当に····温かい·····
大好き·····

マシューは、
微笑みながら自分にすり寄ってくる
ひまりが愛しくて
抱き締めて眠りについた。

『『幸せ····だ·····』』

            おしまい
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