あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
蘭子は病院とみくるの母に連絡をし、
聖人とみくるはタクシーで病院へ急いだ。


『痛いだろ……何があったのか、話せるか?』

『あの方は、前にも担当者だった片桐さんっていう人です』

『名前聞いてるんじゃないんだよ……その片桐って奴が何してきた?』

『……また会えて嬉しいょって、言われて、
はいって答えたら…急に部屋の中に連れてかれて…抱き付いてきて……逃げたら転んじゃって…
そしたら、私の上に乗ってきて……体、触られ…』

『わかった!………もういいよ、ごめんな。
片桐の野郎マジで許せねぇ………』


聖人は自然とみくるの手を握り、話を聞いていくうちに力が入っていった。

『聖人さん、痛いです…』

『あっ!わるい!』

慌ててみくるの手を離した。

『ぁ………離しちゃダメです…』

『しょうがねぇな…』


聖人はみくるの手を優しく握りなおした。


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