その日までさよならだね。
私たちにはその鳴き声なんという気持ちを込めたのか分からない。

けれど、それは…

『またね』

そう鳴いてる様に感じた。

そうして静かにお別れを終えた。

火葬される間、私たちは別の所へ行き今日来てくれた人たちにお礼を告げた。

そうして骨だけ姿になった彼女、交通事故のせいでぐちゃぐちゃの部分もありながら、綺麗に残ったお骨を私たちは静かに運んだ…


未来は…

身体が付いていた姿を辞め、

本当の意味で私たちから離れ、

天国へ向かって行きました。
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