声と性癖
「こんにちは。ごめんね、楽しんでいるのに…。いつもお世話になります。本社営業部の北条です。」
と笑顔で入ってきたのは、結衣も電話は何度か受けたことのある北条という営業担当者だった。
「えー?!北条さん?」
途端に、場は明るくなる。
結衣が査定課にいた時は、交渉が難しい件も間に入ってくれて助けてもらったことがある人だ。
不備書類も手早く用意してくれるし、素早い支払いにいつも協力してくれる営業だった。
査定は支払ってなんぼなので、実は払えない案件より、払える案件の方が担当者は好きなのだ。
その点、支払いに協力的な営業や代理店さんは好かれる。
特に、今、顔を出してくれた北条は、分からないことは査定になんでも確認してから、対応してくれるので、みんなからは、好印象の人物なのだった。
「高槻さん、異動されたんですって?」
結衣も何度となく電話を受けているため、結衣の名前は覚えてくれていて、電話に出ても、最初の数分は世間話をすることもある相手である。
営業らしく、結衣にも笑顔で気軽に話しかけてきた。
「結衣ちゃんは社員になったので、栄転です!」
周りの同僚はそんな事を言う。
「おめでとうございます!査定に電話しても、高槻さんの声が聞けないのは寂しいですよ。」
北条はにこにこしながら、そう言った。
と笑顔で入ってきたのは、結衣も電話は何度か受けたことのある北条という営業担当者だった。
「えー?!北条さん?」
途端に、場は明るくなる。
結衣が査定課にいた時は、交渉が難しい件も間に入ってくれて助けてもらったことがある人だ。
不備書類も手早く用意してくれるし、素早い支払いにいつも協力してくれる営業だった。
査定は支払ってなんぼなので、実は払えない案件より、払える案件の方が担当者は好きなのだ。
その点、支払いに協力的な営業や代理店さんは好かれる。
特に、今、顔を出してくれた北条は、分からないことは査定になんでも確認してから、対応してくれるので、みんなからは、好印象の人物なのだった。
「高槻さん、異動されたんですって?」
結衣も何度となく電話を受けているため、結衣の名前は覚えてくれていて、電話に出ても、最初の数分は世間話をすることもある相手である。
営業らしく、結衣にも笑顔で気軽に話しかけてきた。
「結衣ちゃんは社員になったので、栄転です!」
周りの同僚はそんな事を言う。
「おめでとうございます!査定に電話しても、高槻さんの声が聞けないのは寂しいですよ。」
北条はにこにこしながら、そう言った。