愛しくて、苦しくて、綺麗で。
どんどん仲良くなった。
ねえ、思い出すと苦しいね。
2度と戻れるわけがないのにさ。私たちってなんでこんなに不器用なんだっけ。


私は家庭環境が少し複雑でさ、
そんな中で唯一癒しの君に相当心を奪われてたの。

「ねえ、好きだよ。」


「で?」


「付き合ってよ。」

「同情で付き合って欲しいの?」


そういうところだと思った。
わたしなんかに目もくれない。
眼中にもない。


私のことなんて決して好きにならないその目が、声が、素振りが。



たまらなく、愛おしかった。
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

それが君の口癖。
翠竜雨/著

総文字数/5,732

恋愛(その他)24ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ごめんね、辛い恋なんてしたことないの。」 そう笑った君は、誰よりも嘘つきだった。 愛のない世界で生きていきたいだとか、 苦しい毎日から抜け出したいだとか。 そういった弱音を笑いながら呟いていた。君のことを、頭が悪いと人は言う。 「ごめんね、好きになって。」 僕は、君がどんな人であろうとそばに居るのに。 そんな目をしないで、僕を遠ざけないで。 これは、平凡な僕と罪深い君の話。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop