政略結婚のはずが、極上旦那様に溺愛されています
穴があったら入りたいとはこういうときに使う言葉なのだろう。しばらく三波さんの顔を見られないかもしれない。まさか秋瀬くんが刻んだ痕を見られてしまうとは。
「次はどこに付けようか」
「もう二度と付けさせないからね……」
秋瀬くんが私の髪を撫でて、隠していた首の痕に触れる。愛おしげな手つきは、初めて肌を重ねたあの日から、毎晩ベッドの上で触れてくるものと同じだった。
指が意識させるようにつうっと首筋をなぞり、喉から顎を伝っておとがいを持ち上げる。そうして秋瀬くんを見上げると、明らかに面白がっている顔が視界に入った。
「やっぱり、同じ会社っていうのを生かして会議室あたりでした方がいいと思うか?」
「なんの話をしてるの、変態」
「次はどこに付けようか」
「もう二度と付けさせないからね……」
秋瀬くんが私の髪を撫でて、隠していた首の痕に触れる。愛おしげな手つきは、初めて肌を重ねたあの日から、毎晩ベッドの上で触れてくるものと同じだった。
指が意識させるようにつうっと首筋をなぞり、喉から顎を伝っておとがいを持ち上げる。そうして秋瀬くんを見上げると、明らかに面白がっている顔が視界に入った。
「やっぱり、同じ会社っていうのを生かして会議室あたりでした方がいいと思うか?」
「なんの話をしてるの、変態」