政略結婚のはずが、極上旦那様に溺愛されています
そして、今の秋瀬くんの言葉が本当に結婚相手として選ばれた理由なのだろうと悟った。
父は今でこそ社長として経営に携わっているけれど、時間さえあればデザイナーとしての仕事をするぐらい、デザイン業を愛している。
会社を継がせるとしたら経営に優れた人物よりも、同じデザイナーを、それもとびきり優秀な男がいいと思うのは至極当然の話だろう。
だからといって、秋瀬くんを受け入れられるかと言われれば、まだ頭は追い付かない。まず、なぜ自社に勤める男を選んだのか。これならばまったく知らない相手の方がまだよかった。
「そもそも、秋瀬くんのご両親はいいの? 挨拶もしてないのに婚姻届なんて書いて」
「気にしなくていいよ。そういうのを気にする親じゃないから」
父は今でこそ社長として経営に携わっているけれど、時間さえあればデザイナーとしての仕事をするぐらい、デザイン業を愛している。
会社を継がせるとしたら経営に優れた人物よりも、同じデザイナーを、それもとびきり優秀な男がいいと思うのは至極当然の話だろう。
だからといって、秋瀬くんを受け入れられるかと言われれば、まだ頭は追い付かない。まず、なぜ自社に勤める男を選んだのか。これならばまったく知らない相手の方がまだよかった。
「そもそも、秋瀬くんのご両親はいいの? 挨拶もしてないのに婚姻届なんて書いて」
「気にしなくていいよ。そういうのを気にする親じゃないから」