政略結婚のはずが、極上旦那様に溺愛されています
「大事な話だけど、そこまででもないというか……。お母さんの話も急かすような感じじゃなかったの。秋瀬くんと相談してるの? ってくらいで」

「で、話を出してみたと」

 頷くと、秋瀬くんは飲みかけのグラスをテーブルに置いてから片肘をついた。

「欲しいの? 俺との子ども」

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