政略結婚のはずが、極上旦那様に溺愛されています
 どうしようかと少し考える。まだデザインが通ったわけでもないのに、お祝いをするは早いのではと思う気持ちがあった。

 それに私は今まであまり飲み会に参加してこなかった。そんな自分が今更と思いつつも、無関係のプロジェクトではないことから、頷いておく。

「いいですね、飲み会。ぜひご一緒させてください」

「そんな仰々しく言わなくていいって。主役は和泉ちゃんと秋瀬くんなんだからさ」

 葉鳥さんがみんなに向かって、私の参加を伝える。

 歓迎してくれるムードの中、なぜかなんとも言えない顔でこちらを見る秋瀬くんと目が合った。



 その三十分後に、私は葉鳥さんが予約を取った居酒屋でりんごサワーを飲んでいた。

「和泉ちゃん、これもお食べ」

「焼き鳥好き? ねぎまあるよ」

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