ドS過ぎるヤンツンデレ様のいいなりに⑦〜この感情の名は〜
「い、いま好きって言ったよな……!?ヤバイ、すごく嬉しい……」

 新様は、私から見てもものすごく頬が緩んでいるように見えた。

 けれど、今更考えてみれば、好きじゃないのにキスをする人がどこにいるんだと思った。

「本当だよな……!?」

 私は、顔を赤くしてる事が分かりながら、小さく頷いた。

「っ……ヤバイ、泣きそうなぐらい嬉しい……」

 新様の目は本当にウルウルしていた。
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