青い春を纏う
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入学式を終え、もう一度クラスに戻り、今からHR。

自己紹介やプリント配り、学校で過ごすに当たっての注意点の確認などをするらしい。


「よし!じゃあ、今から軽く自己紹介してもらおうかな。出席番号1番から順にお願いできる?」

「はーい!えっと、朝田です!自分はサッカー部に入ろうと思ってます!皆仲良くしてください!よろしくお願いしまーす!」

「はい、元気良くありがとう。えっと、次は、井上くんだね」

「はい。井上です。第4中学から来ました。よろしくお願いします」


着々と自己紹介が進んで行く。
そして、隣の席の男の子の番になった。


「次は加賀くん。お願いします」

「はい。加賀です。中学までバスケやってたので、高校でもやろうと思ってます。よろしくお願いします」


背が高いし、雰囲気的にバスケ部っぽいなって思っていたら、本当にバスケ部だった。
加賀くん、っていうんだ。さっきはあんまりちゃんと顔を見ていなかったけど、すっごい整ってる。
大きな瞳に綺麗な二重幅、ツンと筋の通った鼻、スッとした輪郭。
いかにもかっこいい男の子って感じ。


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