運命の一夜を越えて
「この子は幸せだね」
自分のお腹に手をあてながら、私は渉に寄りかかる。
「だな。生まれる前からこんなに愛されてる。」
「うん」
私の手の上に渉が手を重ねる。
「明日、病院だな。」
「うん」
「お義母さんにもついて行ってもらわなくていいのか?」
「うん。明日は時間かかりそうだし。」
私は2週間に一度産婦人科と一般内科の診察を受けることになっている。
つわりが少し落ち着いてからは初めての検診だ。
赤ちゃんの会える喜びだけではなく、病気の進行の具合を確かめる日でもある。
渉は必ず病院には付き添ってくれている。
「赤ちゃんに会えるの楽しみだな。」
もちろん、渉の気持ちは楽しみだけではないとわかっている。不安だって同じように感じているはずだ。でも、言葉にしないのは、言葉にしたら・・・悪い方向に進みそうで怖いからだ。
自分のお腹に手をあてながら、私は渉に寄りかかる。
「だな。生まれる前からこんなに愛されてる。」
「うん」
私の手の上に渉が手を重ねる。
「明日、病院だな。」
「うん」
「お義母さんにもついて行ってもらわなくていいのか?」
「うん。明日は時間かかりそうだし。」
私は2週間に一度産婦人科と一般内科の診察を受けることになっている。
つわりが少し落ち着いてからは初めての検診だ。
赤ちゃんの会える喜びだけではなく、病気の進行の具合を確かめる日でもある。
渉は必ず病院には付き添ってくれている。
「赤ちゃんに会えるの楽しみだな。」
もちろん、渉の気持ちは楽しみだけではないとわかっている。不安だって同じように感じているはずだ。でも、言葉にしないのは、言葉にしたら・・・悪い方向に進みそうで怖いからだ。